セブンスコードの作り方は覚えておくべき

 皆さんは和音のルールって覚えていますか?

 上の図の様にCメジャーはドとミ、ミとソの間隔の和音である、みたいなルールの事です。

 僕自身面倒くさかったので覚えていなかったのですが、このルールを覚えていないと曲を作るのも作曲が上手くなるのも遅くなってしまうという事をご存じですか?

 

 もしルールをまだ覚えていないのであれば、この記事の最後に「よく使う和音の作り方」をメモしてあるので、使いながら覚えましょう。

 

 

 

 

 

 

 どうして和音のルールを覚える必要があるのか、それはキー外の音を使う和音を使う時に必要だからです。

 

 確かに、ダイアトニックコードだけを使って、そのキー以外の音は使わないと決めてしまえば和音のルールは必要ありません。

 しかし、セカンダリドミナントなどを曲中で用いると、Cメジャーなのに黒鍵が出てきたりして、キー以外の音も使わなければいけません。

 

 そういう時にこのルールが役に立ちます。

 

 図。

 例えばCメジャーキーでC7を使う時、音は図のようにドミソシ♭です。

 言われれば当然の事だと思われるかもしれません。

 ですが、実際に自分でC7を使おうとなった時自信をもってこの音を選べますか?

 

 多くの人は自信が持てず調べてみたり、不安なまま使ってみたり、ひどい時には使うのを諦めてしまうかもしれません。

 

 このような場合に自信をもって音を選ぶためにも和音のルールは覚えておきましょう。

 

 

 

 続いてどのようにして覚えれば良いのかですが、一番初めでお伝えしたように「メモを見ながら使う事で覚える」という方法を提案します。

 

 そもそも和音のルールを覚える理由は「自信をもってキー外の音を選ぶため」でしたよね。

 

 それでしたら、「曲を作る際にメモを隣において不安になったら見る」これで解決です。

 

 覚えておいた方が良いのではないかと思われるかもしれませんが、この方法で沢山曲を作ればいつの間にか覚えているし、確実に「使える知識」として身に着けることができます。

 

 それに作曲の勉強をする上で一番大切なことは「実際の曲作りで使える事」だと思いますし、そのためにも使いながら覚えるというのが良いでしょう。

 

 

 

 ここまで、なぜルールを覚える必要があるのか、どのように覚えていけば良いのかを説明してきましたが1つまだ説明していない事があります。

 それは「よく使う和音をメモする事で、どうして上達が早くなるのか」です。

 

 

 和音をメモするだけでどうして作曲が上手くなるのか、と疑問を持たれるかもしれません。

 ですが、ここには明確な理由があります。

 

 先ほども述べたように、このルールを覚えることでキー外の音も自信をもって使えるようになり、キー外の音を使う頻度が増えるからです。

 

 曲を作る際にわざわざ慣れていないコードを使うより、ダイアトニックコードを使って書く方が楽ですよね。

 

 もちろん、そうではない方も沢山おられると思います。

 ですが、慣れていないコードを使う際にそのコードを使うためのメモがあればどうでしょうか。

 

 何もない状態で曲を作るよりも、沢山キー外の音を選ぶようになるとは思いませんか?

 

 一般に、やろうとしない事は、何時まで経ってもできるようにはなりません。

 

 そういう意味でも、慣れていないコードを使う機会を増やすことで、きっと早く上達することができます。

 

 

 

 

 最後によく使う和音の作り方をメモしましたので、以下に載せておきますね。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。