作曲の基礎を固めるための効果的な練習方法
一般的に基礎的なことは地味で人気がないですよね。
ですが、僕は基礎連こそが上達への近道だと思います。
一見退屈な基礎練習の魅力や効果に気づき、それを長く続けることが作曲の上達において重要なのではないでしょうか。
今回は作曲の基礎とは何があるのか、そしてどのような練習をすれば良いのかを説明します。
一緒に基礎練習を楽しみましょう。
作曲の基礎:キー(調)
作曲をする上でまず大切なのが、キー(調)の存在です。
キー(調)とは曲を作る上でとても大切な考え方で、カードゲームなんかでいえば属性のような物だと思っています。
多くのカードゲームで1つのデッキの属性は統一する事が多いと思いますが、それは属性をそろえる事でメリットが得られるからですよね。
作曲でも同じで、使う音の所属するキーをすべて統一する事で、曲全体として何かを強く表現することができます。
このように曲にメッセージを込める上で正しいキーを使うというのは非常に大切な事なので作曲の基礎として、キー(調)がまず挙げられます。
作曲の基礎:メロディとベース
次に大切な事として、メロディとベースがあります。
音の塊を「曲」として認識してもらうには、メロディ、リズム、和音、という3つの要素が必要なのですが、
これらの3要素はメロディとベースによって満たすことができます。
本当に2つのパートだけで、3要素を満たすことができるのかと疑問に思うかもしれません。
特に和音をコードと考えていると、音が2つしかないのに3要素を満たすという事が変に聞こえてきますよね。
しかし実際は、音が2つしかなくても、それらの音同士の組み合わせで和音を表現することはできてしまいます。
鍵盤で適当なメロディにベースをつけてみると、和音を感じられると思うのでぜひやってみてください。
とにかく、もっとも単純な「曲」を作るにはメロディとベースがあれば良いので、これら2つは曲の基礎だという事ができます。
作曲の基礎連習
では、作曲の基礎として「キー(調)」「メロディとベース」の2つがあると分かったところで、具体的におすすめの練習方法を紹介します。
まず「キー(調)」の練習として永遠と鍵盤を弾いて体で覚えてしまえばよいと思います。
覚えるといっても8音の組み合わせに過ぎないので5回程弾いてみれば何となく感覚がつかめると思います。
意外と簡単なので、とりあえずやってみましょう。
次に「メロディとベース」については、凄く短い曲をたくさん作るというのが良いのではないでしょうか。
このような基礎練習では、続けることが何より大切なので、1回にかかる時間はできるだけ短い方が続けやすいと思うので、この方法をおすすめさせていただきます。
もちろん自分でやりやすい方法があれば、それが1番楽しいと思うので、この方法は参考までに聞いていただければと思います。
まとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます。
最後に、実は最近忙しさに甘えて作曲に触れられていないので、ここで宣言させて頂こうと思います。
1日休めば自分にわかる、2日休めば先生にばれる、3日休めば客に伝わる
この言葉を心に刻んで、今後この練習を最長3日空けないようにします。
ありがとうございました。