作曲初心者が上達してよい曲を作れるようになる方法
作曲理論を少し理解してきて、一応曲らしきものを作れるようになった後、
モチベーションが分からなくなりませんか。
それまでは0からとにかく曲を作れるように目指していたのが、
急にこれから何を目指していけば良いのか分からなくなっちゃって。
特に独学だとそうなっちゃいますよね。
結論から言いますが、どんな曲であれ1曲完成させた時点であなたはもう作曲家です。
なので、目指すところは「自分の想いを伝えきれる音楽」これ以外にはありません。
とはいえ、まだ経験が足りていなくて思うように曲が作れないのも事実。
そこで曲を作れるようになった後、次にする事は何なのか説明していきます。
今持てる全力をもって、伝わる曲を書こう
まず初めに意識すべきこととして、メリハリのある分かりやすい曲を目指しましょう。
音楽という物は恐ろしいことに、キーにある音を適当に並べるとメロディが完成してしまいます。
なので、自分がどのような曲を作りたいのか強く意識したうえで音を選ばないと、ぼんやりとした何が言いたいのか分からないポエムのような物が完成してしまいます。
もちろんそのような曖昧な曲も、それが意図的な物であれば良いものだと思います。
ですが、「選ばない」のではなく「選べない」事で結果としてポエムになってしまうのだとすれば、
それは改善して明確な意図をもって選べるようにすべきではないでしょうか。
まずはメロディとベースに拘ろう
メリハリのある音楽にするためにはまずメロディとベースに拘りましょう。
自分の曲のクオリティに納得がいかない時に、何かを足そうと考えてしまいがちです。
しかし、多くの場合問題はそこにはなくむしろ、曲そのもののクオリティが低いことだと思います。
音の質やパートの少なさが問題なんじゃないかと思ってしまうこともあるでしょうが、僕の場合はメロディとベースのクオリティの低さが原因でした。
自分で認めずらいかもしれませんが曲を完成させれている時点で、本当に最低限必要な知識はもう揃ってしまっているので、
今の曲に納得がいかない場合は新しい何かではなく、単に実力不足なだけです。
地道に経験を積んでいきましょう。
メリハリのある曲を作る事で作曲が上達する
ここまでメリハリのある曲を目指そうと何度も言ってきました。
それは「良い曲」を作るためには、まず伝える必要があると思っているからです。
僕は誰にも共感されない曲に価値はないんじゃないかと思っています。
もちろん自分の為だけに音楽を作ることを否定するつもりはありませんが、僕の理想の曲は誰かの心に届く曲です。
そうであるならば僕は、しっかりといいたいことが伝わる音楽を書く必要があります。
そのためにメリハリが重要です。
言いたいことを強調するためには、そうでない部分に注目されてしまうと困ります。
なので、自分の中でどの部分を聞いてもらって何を感じてほしいのか明確にしたうえで、メロディやベースを納得のいくまで選び抜くことが大切です。
まとめ
ここまで書いておいてなんですが、実は僕もどうすれば良いのか分かっていません。
けれど、どういう曲を作りたいのかだけははっきりしているので、まぁとりあえず今できる事を地道に積み重ねて頑張ろうと思ってます。
この文章が何かの間違いで誰かの役に立つことがあったなら、本当に嬉しいです。
一緒に頑張りましょう。それでは。